眼精疲労に効くサプリメントはどれ?

 

眼精疲労の解消にサプリメントを推す理由

 

サプリメントでは、食事で補いづらい目に必要な栄養素を摂取したいものです。目は粘膜で覆われていますので、粘膜の状態を保ち改善するための成分なども重要ですが、これらに必要なビタミンA(ベータカロテン)・B群・C・Eなどは意識すれば食事から必要量は摂取できますし、サプリに頼り切りになるのはよくありませんので基礎栄養素は食事でまかないたいものです。しかし、意識しても食事からまかないにくい目に重要な成分があります。それは色素です。

 

眼球の前面にあるレンズの役割をする水晶体に光が入ると、その屈折率によって目の奥に光が集中します。虫眼鏡で光を一点に集めると、光の強さによっては紙が発火するほどのエネルギーが集まりますが、目でも当然光の集まる部位には強いエネルギーがかかります。このため眼底には色素が溜められて、色素が光や紫外線を吸収することで目への負担を軽減するのです。この色素とはアントシアニンやルテイン・ゼアキサンチンなどで、元々体に存在するものではありますが、体内で生合成はできないため不足した場合は外から補わなければなりません。

 

これらの色素は天然植物などから摂取できますが、一般的な食材といえるのはアントシアニンを含むビルベリーやブルーベリーなどだけで、これらベリー類にしても毎日大量に食べるのは大変ですしお金もかかります。したがって、目の色素を含むサプリメントを利用して手軽に摂取しましょう。ルテインはマリーゴールド花弁から抽出したもの、ゼアキサンチンはトウモロコシ由来のものなどがサプリメントに配合されています。

 

眼精疲労とは?疲れ目と何が違う?

 

電子機器を抜いては語れない現代において、度々取り上げられる健康問題に眼精疲労があります。名前をそのまま読めば目の疲れということになりますが、目に限局した話ではなく、体の様々な部位に影響を及ぼす重大な問題であり、長期的には体に取り返しのつかない問題を引き起こすこともあります。

 

眼精疲労の実態そのものは確かにただの目の疲れなのですが、目は太い神経によって脳へと繋がっているため、目の不調は体全体の不調となりやすいのです。また目の周りの筋肉が周囲の広い範囲の筋肉へと影響を及ぼしやすいこともまた、眼精疲労が深刻な健康問題をもたらす要因の一つとなっています。毎日過酷なデスクワークを続けている人たちに、肩こりや頭痛・冷え性・むくみから果ては自律神経失調症や生理不順などの健康問題を抱える人が多いですが、これは一見関連性がなさそうに見えても、眼精疲労の一症状である可能性があります。このように、体の広い範囲へ影響を及ぼすのが眼精疲労の特徴であり、罹患者に大きな苦痛を与える理由でもあります。

 

そんな眼精疲労もごく初期はそれこそ「ただの目の疲れ」程度にしか自覚できないことがほとんどで、眼精疲労がそのように重大な問題であることを知り早いうちに対策を開始できるかどうかが、その後の生活品質を大きく変えていきます。そこで、まずは眼精疲労について正しい知識を持ち、その影響の重大さを自覚するところから始めていきましょう。

 

眼精疲労になる様々な原因

 

眼精疲労は現代になって急激に増加してきた問題であり、生活環境・生活習慣に強く根付いた疾患です。特に電子機器の普及がその原因の一端を担っていることは疑う余地がありませんが、それだけでなく様々な要因が考えられます。

 

まず、今取り上げたように、目を酷使し光の刺激を受けすぎることは、眼精疲労の最大の原因と言ってもいいでしょう。当然ながらパソコンの画面は動かないためピントの調節を変化させる必要が無く、長時間目の筋肉が同じような伸縮状態を保ち続けることになり、血流障害を生じることも目にとって大きな負担になります。

 

また、他に何らかの目の疾患があって、その合併症として眼精疲労が現れているケースも実は少なくありません。というのも、目と脳は緊密な関わりがあるため、もたらされる視覚情報に問題が出ると、その影響が広域に出やすいのです。また急に視力が落ちたり乱視が出たりすると、ものが見えづらくなるため自然に首を前に出して目をこらすようになったりと、姿勢への影響が出やすいこともやはり筋肉を知らずのうちに酷使させ、眼精疲労を引き起こします。

 

他には、ストレスの影響による眼精疲労もあるようです。過大なストレスは容易に自律神経失調症を引き起こし、自律神経の働きが崩れれば眼精疲労に限らず何が起きても不思議ではありません。実際に自律神経失調症の合併症として、眼精疲労が現れるケースは比較的多いとされています。

 

眼精疲労の改善に必要なこと

 

眼精疲労は神経と筋肉に影響を及ぼすため、放置すればするほど酷くなります。また慢性化してしまうと何より長時間つらい思いをすることになりますので、眼精疲労に気付いたらすぐに対策を立てる必要があります。

 

眼精疲労にはつらい自覚症状がつきものですので、対策は根治のための根本的な改善と、即座に症状を緩和するための対処療法をセットで行っていくことになるでしょう。

 

まず根本的な改善のためには、目に限らず体の健康に配慮した生活を送ることと、目に関する環境を整えることが必要です。

 

前者は、睡眠時間を十分に取ったり栄養が十分な食事を心がけるなどです。睡眠は目を休めるために非常に重要な時間となりますし、食事も目に必要な栄養を補給するために重要な習慣です。ビタミンや必須ミネラルなどの基礎栄養素の他に、ルテインやアントシアニンといった目が自衛のために蓄える色素なども補ってやる必要があります。

 

そして後者としては、パソコンなどの画面との距離・角度を適切に保つ、長時間の仕事では合間合間に目の休憩を挟むなど、目に負担をかけるような生活習慣について見直しを図ります。とにかく長時間発光体を凝視するのは目にとって最悪であり、時々窓の外を眺める程度でも目の健康のためには効果的です。

 

対処療法としては、目の血行をよくするために目の周りをマッサージしたり、熱い蒸しタオルを目の上に乗せる、半身浴や有酸素運動で血流を促進するなどが効果的です。これらは習慣づければ根本的な対策にもなるため、できれば毎日続けたいものです。

 

眼精疲労は頭痛・肩こりなどを引き起こす

 

慢性的な頭痛や肩こりをいわば自分の持病だと考えている人は多いものです。特に市販の痛み止めが効かなかったり、病院で看てもらっても異常がない場合などは、体質的なものだとか治らない持病であるなどと納得してしまいがちですが、頭痛や肩こりが目立った原因もなく起こることはありません。そして近年における慢性的な頭痛・肩こりの原因の多くは眼精疲労です。その頭痛や肩こりは、眼精疲労から来ているのではないでしょうか?

 

眼精疲労による諸症状の多くは血流が悪くなることに起因するもので、頭痛・肩こりも例外ではありません。頭痛は血流が悪化し酸素不足に陥った細胞が発痛物質を放出することによっておこる緊張型頭痛で、肩こりも血流不足によって肩の筋肉内の疲労物質が回収されず溜まることによるしびれを「肩こり」と感じているのです。

 

頭痛や肩こりは特に症状として自覚しやすいので、それらの問題を抱えていることを自認しやすいですが、他にも血流不足による全身の症状は数多くあります。頭痛や肩こりの他にこれらの症状があれば、眼精疲労によるものである可能性が高くなりますので、チェックしてみてください。

 

・めまいや立ちくらみがある
・むくみがある、朝と夜で靴のキツさが違う
・冷え性、手先足先のしびれがある
・起床時低血圧で朝がつらい

 

また女性の場合は生理不順や月経前症候群が加わることもあります。このような血流障害に起因する一連の症状の原因は眼精疲労を疑ってみてください。

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