眼精疲労が歯痛の原因になる?

歯痛の原因として真っ先に疑われるのは当然ながら虫歯であり、虫歯でなければ知覚過敏なども疑われるでしょう。しかしながら、歯痛があるにもかかわらず歯科医にいっても異常が見つからないというケースは、特に最近になって増えています。歯の表面〜中心が痛い場合は確かに歯そのものの原因が第一に考えられますが、根元が痛かったり全体的に鈍く弱い痛みがあり、歯科医にいっても歯に異常が見られなかった場合、その原因は眼精疲労にあるのかもしれません。

 

目ほどではありませんが、歯・歯茎も血流量にその健康が左右されやすい部位です。歯茎の赤い色は言うまでもなく血液の赤色であり、毛細血管が大量に張り巡らされてあのように赤い色が現れています。そして歯の中にも歯髄・いわゆる歯の神経があり、そこに毛細血管が通っています。これらの血管の流れが悪くなり血流量が減ると、酸素・栄養不足に陥った歯茎の組織が発痛物質を放出し、鈍い痛みを発することがあります。これは頭部の血流が悪いことによる緊張型頭痛と同一のメカニズムであり、血流が悪いことに対する警告であるわけです。

 

そして、眼精疲労は首や肩の筋肉硬直・血流障害をもたらしますが、位置的に近い歯茎にも同様の影響を与えます。このような場合、歯茎の色が全体的に暗い・赤黒いように見えることもあるかもしれません。そのような血流が悪い予兆がある場合、眼精疲労予防とともに血流改善のための対策をとってみると、痛みが改善することが期待できます。